着付教室@10回目・11回目

お友達から「着付はお休み?」と言われましたが、なんとか通っております。

8回目のお稽古では久しぶりに袋帯の着付。GWを挟み3週間ぶり(?)だったので、すっかり忘れていました。家で着付をした時にあやふやだったところを改めて教えていただいたので、多分これで大丈夫。それでも着るまでに1時間が経過。肌襦袢がじっとり汗ばんで・・・疲れた。

9回目のお稽古は‘着物セミナー’という事で総合卸売問屋さんへ行ってきました。午前中は紬の話とか面白かったけど、午後からはコーディネートのお勉強というか、お買い物タイム。帯セミナーの時と違い買わせようという‘気’を感じました(笑)。長襦袢と着物と帯で25万円!とか、さらに帯締め、帯揚げ、草履付き28万円!とか。確かにお安いんだけど、でも買えません。

私が心を魅かれたのは「牛首紬」の色無地。大島紬、結城紬とともに三大紬と言われる紬です。牛首の産地がダムに沈んでしまい、いったん途絶えたものの復興したのだそうです。今では牛首紬を作る織元さんは2件しかなく、10年後は1件になっているだろうというお話でした。とても希少価値の紬なのだそうです。
牛首紬の特徴は‘玉繭’から取られた生糸を使って織られるということ。玉繭というのは2匹のお蚕さんが作った繭のことで、全体の繭の中で2~3%しかないのだそうです。お蚕さん同志が気が合って素敵なマイホームを作らないと良い糸は取れないということ。1個の繭から2本の糸が出てくるので機械ではきれいな糸が作れず、全て手作業。2本の糸の絡まり具合が独特の風合いを作りだします。さらに、この繭を人口で作ることもできないというまさに奇跡の糸なんです。そんな糸で織った紬なんて素敵だな~と思って。結婚10周年のダイヤモンドも良いけど、牛首紬のオーダーとかもロマンチックで良いのではないかと。1年目さえも始まっていない私の妄想ですが。

※後でよく聞いたら‘玉繭’を使って織る紬は「牛首紬」だけではないのだそうです。

全くお買い物をしそうにないと判断されたためか、私のことをかまってくれる人もなく・・・でも、皆は必死で着物と帯をコーディネートして、悩んで、勧められて、迷って・・・あら、楽しそう。私は退屈で退屈で帰りたかったです。

着物は10年も20年も着れます、3代に亘って着ることができます!と言いながら、着物にも流行があって昭和の着物は今着たら恥ずかしいと言う。どっちなのよー!!確かに、家にある着物が今風でないということはわかりました。とは言えそうそう買い換えることもできないし・・・何が必要か箪笥を整理しながら考えてみようと思った1日でした。

風の盆恋歌 (新潮文庫)風の盆恋歌 (新潮文庫)
(1987/08)
高橋 治

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中年以上のおじさまたちに絶大な人気を誇る「風の盆恋歌」。八尾の夏祭り‘風の盆’や、北陸地方の文化を通して描かれる30年想い続けた恋の結末。ちょっと男性目線で女性の私からはどうかな?と思うところもあるけど・・・。昔読んだ時は不倫なんて!30年も裏切りつづけるなんて!と、拒否反応とともに思ったものですが、今はいつの時代でも、何歳になっても恋する気持ちは変わらないということはわかるし、潔癖症みたいな拒否反応もありません。

なんて、物語の筋が問題なのではなく。

えり子が死を覚悟して作る着物が「牛首紬」なのです。糸から希望を伝えてグレーに染めてもらい、左胸に墨黒で‘うつつ’と織り込んで欲しいというのがえり子の注文。オーダーは喪服。この着物を着て睡眠薬を飲み、亡くなった恋人の後を追うという・・・まるでロミオとジュリエットの様なラストを演出するのが牛首紬なのですよ!

2010/05/09(日) | お稽古 | トラックバック(0) | コメント(0)

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