泣かないで仲間たち

10年2月4日ソワレ「エビータ」

アルプを読んで俄然見たくなった「エビータ」に当日券で突発。2階の最前が取れちゃった。この日のエビータは野村さんでした。そして久しぶりの「エビータ」は全てにおいアダルティでした・・・。

12年ぶりになる野村エビータはポスターで見ていた通りとっても綺麗でファーストレディの華やかさと底辺からのし上がった力強さが感じられました。それにしても「エビータ」ってこんなに大人向けの作品だっけ?と思うほど愛憎、野心、金・・・とドロドロした世界でした。

野村エビータは15才で登場する場面では厳しい表情で立っているのでとても15才には見えません。低音の地を這うようなドスを利かせた声がはっきり言って怖すぎます。笑顔になると本当にかわいらしいのに・・・。歌も高音はきれいに出ていて、低音とのギャップが・・・低音をきれいに出すのって難しいんですね。

2幕のバルコニーや「空を行く」の場面はほれぼれとする美しさでした。ラストの病に侵されながら「副大統領にして」とペロンに迫る姿は狂気をまとった気迫が感じられ、舞台に倒れながらも起き上ろうとする姿に息をのみました。今回を逃したら野村さんのエビータはもう見ることができないかもしれないので、本当に見れて良かったです。新演出での出演も初めてだし。(あぁ~でも秋エビータも見たいよぅ)

芝チェもまだ居て下さいました。芝さんはチェそのものって感じであんなに上がったり下がったりの難しそうなメロディを自在に操ってカッコいい!!芝チェと並んで一緒に踊るダンサーでは菊池さんとかおじさま系が目立っていてここでもアダルトなエビータだなぁ、と思った次第。

金田ペロン!!すごく良かったです。
今まで見たことのあるペロンは物語の中ではっきり言って脇役だったけど、金田ペロンはとても存在感があり、芝チェと対になった存在に感じました。
金田ペロンはとても野心家で、エバに乗せられ計算で民衆に近付く。ペロンにとってもエバにとっても民衆は権力を得るための道具でしか無かった。井上エビータの慈善には計算はあまり感じなかったけど。やっぱり怖いぞ、今回のエビータ。

歌系の新人の登竜門だとばっかり思っていたミストレスに今回は数々のヒロインをこなす高木美果さんがキャスティング。ロリ設定のピンクのリボンだけなんとかしてくれたらこの位大人のミストレスも有りだと思う。澄んだソプラノがとても心地よく響き、とっても良かったです。
そして、今回のペロンなら自分の役に立たないミストレスを追い出すのもすごく納得できる。

エビータの曲ってどれもとってもきれいなメロディなのに歌詞はけっこうすごいこと言ってたりするんですよね。途中まるで昭和歌謡な曲があってこれもすごく不思議。演歌のメロディにのせた大人の愛憎劇としての「エビータ」も有りだと思います!

2010/02/10(水) | 四季-レポ | トラックバック(0) | コメント(2)

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ゆぴ

もう一度観たくて観たくてたまらないのに、貧乏すぎていけない状態です(笑)でも、あぁ~気になる!
野村さんの鬼気迫る演技はすごいですよね。わたしはミストレス追い出すシーンが本気で怖かったです。(稽古場を連想・・・以下自粛)
せっかくダブルキャストなので、夢子エビータ確定なら突発なんだけど(&芝さん残留)、来週はCFYがあるし・・・ホント困りました。

2010/02/11(木) 20:37:42 | URL | [ 編集]

BOIS

>ゆぴ様
夢子エビータ、実はあまり出ていない?!
芝チェもいついなくなってもおかしくないですよね~私ももう1回行きたいのですが、無駄遣いし過ぎていよいよ首が回りません・・・。あぁ~

2010/02/12(金) 21:55:10 | URL | [ 編集]

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