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A CHORUS LINE 2

今日はお友達リクエストの「コーラスライン」を観に行ってきました。千秋楽を週末に控えチケットも完売の模様。客席も盛り上がるかな、と期待していたのだけど団体が多かったせいかカテコはあっさりと終了。

そうそう、「コーラスライン」はブロードウェイでもリバイバル公演が始まったばかりの今が旬な演目。その上、四季が版権を手放した為もう日本では当分観られないとかいう噂。これを聞いたら今回見ておいて良かった、と思うでしょう?ね、ね、ね。

前回観劇した初日と比べてキャストも観たい人にぱらぱらと変更があったし(思ったほど東京公演ではキャストが動きませんでしたね~)物足りないなぁと思った人はずいぶん良くなっていました。

最近‘イジメによる自殺’のニュースが後を絶たないけど、ダンサー達の語る過去にもイジメられていたという悩みがいっぱい出てくる。ボビー(だっけ?)とかディアナとか今の日本だったら大問題だよ・・・。でもヴァルの様にさっぱりと「今だって死んでいるのと同じ事。だったら自殺したってしょうがない!」って考えられたら、きっと楽しいことや素敵な未来が必ずやってくるはず。この作品に全く共感できない人は言い換えればものすごく幸せな人、なのかもね・・・。

そして、今日はひとり脳内で松たか子ばりに妄想を展開させていました。
前回から疑問だった‘なぜザックはポールに優しいのか?’についての考察。

それはザックもポールと同様にゲイだったから。でもゲイだと‘人生お先真っ暗’、ザックにもそんな自分を受け入れられずに悩んでいた時期があった。だからこそポールにシンパシイを感じた。ポールに自分を重ねた。
キャシーと出会い、ダンサーとしてのキャシーの才能にひかれ、それを‘愛’と錯覚する。共に暮らしながらも心身ともにすれ違っていく2人。キャシーがスターになる事で演出家としての虚栄心を満たしたいと望んだけれど、それは叶わない。。。

ゲイだと人生真っ暗、といういたく真っ当な考え方をする人なら「自分の為にキャシーをスターにしたかった」とザックが考えるのも有りかな、と。その後、やっぱり女性とは暮らせないと悟ったのでキャシーに「やり直すのは無理だ」と言うのね、きっと。だとするとクールで冷たい加藤ザックの方がイメージに近くなるのかなぁ。。。いや、でもダンサーの素を知りたいと考える演出家としてはやっぱり飯野ザックの方が‘みんなの話を聞いている’って感じが強いかな~。そんなこんなあれこれと思考がめぐる舞台でした。

帰りの電車で隣に座った外国人。私がACLのパンフレットを読んでいると右上方から激しく視線を感じたので出来るだけ写真のページを中心に見てあげました。最寄り駅でパンフレットを閉じたら「Your station?」だって。「いえーす!」降りますよっ。もっと見ていたかったんかいな・・・。

さて、ひと言づつの感想を以下に。

●飯野ザック
お友達から「良い」と聞いていたのでとっても期待。期待通りダンス、すごーく上手でした。ダンサーの仲間という感じで同じラインに立つ人だった。それは最後の「ONE」での馴染み方でもそう見えた。
こわーい加藤ザックだと(好きだけど)何故、ダンサーにインタビューをする必要があるのかという根本的なところで疑問が発生。飯野ザックだと理解。

●内御堂ラリー
棒のよう・・・。
ラリーってひとり立場が違う気がするので結構重要な役どころ。涼太さんが踊れるならぜひラリーで見たいなぁ。(妄想大!)

●西田マギー
あらぁ☆初日に比べてとっても上手になっています。夢見る夢子ちゃんな雰囲気も○

●武藤グレッグ
告白のシーンでは客席から微妙な笑いが・・・。高校生の団体には刺激的な内容だよね。グレッグはゲイでも実は後悔していない!と思う。(だからザックは同情しない。)

●増本シーラ
しっかり熟女でした。うれうれで今にも落ちそうな柿みたい。あれで30の設定というのが・・・。和訳のセリフ自体がおばさんくさいんだよね、きっと。「at the ballet」では乙女入っていました。

●道口ボビー
荒川さんのボビーは演技が細かかった、と痛感。道口さん、グレッグでも良かったなぁ。

●ソンビビ
セリフがちょっと・・・のところはあったけど表情豊かでかわいかったです。

●金田マーク
キューピーみたーい!違和感あり~!と最初思っていたんだけど、ヴァルの「ボインとプリン」をでれっ~とした顔で見ていたのは面白かった。
藤原マークがもう一度見たいけど、大ちゃんもどんどん大人っぽくなってしまってもう以前のかわいらしさは無理だろうなぁ、と思うと残念。


2006/11/10(金) | 四季-レポ | トラックバック(-) | コメント(-)

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