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若きウェルテルの悩み

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)若きウェルテルの悩み (新潮文庫)
(1951/02)
ゲーテ

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ファウスト」に続いてゲーテシリーズです。
ウェルテルに出てくる‘ロッテ’と、ラウルが言う‘かわいいロッテ’に何か関係があるのかしら?とふと思い。結論・・・多分関係ない、と思う。「二人のロッテ」も関係なさそうだし、‘リトルロッテ’って一体どういう意味なんだろう?

・・・という話は置いておいて。
「ウェルテル」は「ファウスト」に比べると断然読みやすくて面白かったです。主人公のウェルテルが純粋でまっすぐで、恋愛だけにこんなに夢中になれるなんて羨ましい!まさに若さのなせる技。予備知識無しで読んだので最後に自殺してしまうなんてすっごくびっくりしました。自殺の理由も成就しない恋に絶望して、というより愛を永遠のものとするためだなんて。究極のロマンチシズムでは。青すぎるよ!と思いつつ・・・小説だから良いのです。最後の遺書なんて本当に切なくて、テーアの様にキュンキュンしてしまいます。

「ロッテよ、先に行きます。ぼくらの父はあなたが来る時までぼくを慰めてくれるでしょう。そうしてぼくはあなたのもとへ飛んでいく。あなたをつかんで、無限なる神のみ前で、永遠の抱擁を続けながらあなたと一緒にいるんだ。死ぬんじゃない、また会えるんです。僕は会います。見つけ出すでしょう。」

ここ、好き。
「ファウスト」でも思ったけど、ゲーテの描く死の世界はとても美しいと思う。無限で永遠なる大きな世界に自分が内包されるような感覚を覚えます。

2009/11/11(水) | 読書 | トラックバック(0) | コメント(2)

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ゆぴ

お菓子のロッテは、ウェルテルのシャルロッテから社名を決めたとか・・・。お口の恋人、ロッテですから(たぶん)。ロッテ=恋人、みたいな意味合いになって行ったのかもしれませんね。あくまで推測ですが。リトルロッテ=My little lover。なんかちがうかな・・・でも当たらずとも遠からずだと思うのですが。

2009/11/14(土) 02:20:14 | URL | [ 編集]

BOIS

>ゆぴ様

さすが、ゆぴさん!ありがとうございます。ものっすごく腑に落ちました。
ウェルテルに出てくるロッテのキャラがどうこうではなく、ウェルテルからロッテ=かわいい恋人という図式が出来あがっていてそれは世界の常識(共通認識)としてあるってことですね。お菓子のロッテもこのロッテなのか~確かに今オペラ座をやってる劇場も‘シャルロッテ劇場’ですもんね!
いやー、上手く説明できないけどものすごく納得です。

2009/11/14(土) 21:04:16 | URL | [ 編集]

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