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自分でも意外すぎるけど

09年7月20日マチネ「春のめざめ」

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 すっごい良かった!!


この作品、絶対好きじゃないと思っていて、だいたい予想を覆されることなんてないし、まぁ開幕後、こなれた頃に1回見とけばいいか、という気持ちでした。それがそれが・・・どうしたことか。なんてことだ・・・こんなに良いなんて!!

少年、少女たちが人生の中の平和な「春」の時代から「目覚め」、暑い日差しの照りつける「夏」という試練の時代へ否応なく向かっていく・・・というプロットが秀逸でした。(エンディングが「The Song of Purple Summer」というのも上手いなぁ。)

少年、少女時代特有の悩みや葛藤も沢山あるかもしれないけど、ちょっと大人の私は彼らとは別のところから俯瞰して見ている感じで、これから先の未来にも沢山の試練が待っているんだよ・・・と思うとこれまた切なくて。「生きていくことの重さ」をずっしりと感じた舞台でした。

問題視されていた衝撃的な部分、「性的な妄想」「自慰」「虐待」「同性愛」「婚外妊娠」「堕胎」、そしてそれらのリアルな「表現方法」に絶対抵抗を感じると思っていたけど・・・意外とあっけなく。作品のほんの一部分だと受け入れられました。ただ、これらの衝撃的な出来事を沢山盛り込み過ぎてるとは思った。少なくとも同性愛はいらないのでは・・・。そして、2幕の展開が慌ただしくていきなりのまとめ感が残念・・・と、少々思うところもあったけど、次はいつ行こう?と思うくらい気に入りました。

そして、何といっても音楽。素晴らしいとは聞いていたけど本当に素敵でした。プロモとか見る限り歌詞が寒すぎる~と半信半疑だったけど撤回。白瀬さんと金平さんだけがずば抜けて上手いのかと思っていたら、これまた期待以上に皆が上手!澄んだハーモニーは美しく、ロックはカッコ良く、本当に耳に心地良かった。舞台奥に設えたバンドも、時々ピアノが役者に変わっていたりして面白い。

アンサンブルさんが私服でステージシートに紛れ込んでいるのは観客とキャストの垣根を外したいから?自由劇場全体が(キャストもスタッフも)SAワールドになっているのも良かった。今回割と前方席だったので、キャストのパワーがバシバシ感じられたことも感動のひとつでした。少人数で回しているカンパニーなのもまとまって良い効果を出していると思う。若手、若手と言われて実際ほとんど知らなかった役者さんばかりなのに、この完成度はすごい。四季激動の時代にこの作品をかけることで四季の未来もちょっぴり明るくなったと思うよ!

<自由:1回目>

2009/07/23(木) | 四季-レポ | トラックバック(0) | コメント(2)

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ゆぴ

もしかすると、今四季の中でもかなり安定している演目ではないかと思ってます!
このポスター、いいですよね。もっと早くにこのポスターに切り替えていればよかったのに・・・最初のポスターは衝撃的な話題性はあるけど、二の足を踏んでしまう部分もあるのではないかしら・・・と、この素敵なポスターを見て思いました♪

2009/07/29(水) 23:05:18 | URL | [ 編集]

BOIS

>ゆぴ様
このポスター&チラシ、素敵ですよね~。
躍動感があって作品のイメージにぴったりです。

本当に今の四季では高値安定した演目だと思います。キャストが変わっても違和感、ストレスほとんど無いですもん。

2009/07/30(木) 23:57:39 | URL | [ 編集]

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