螺鈿迷宮上・下

螺鈿迷宮 上 (角川文庫)螺鈿迷宮 上 (角川文庫)
(2008/11/22)
海堂 尊

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怖いっ!!

全編通して背筋がぞぞっーと寒くなるような怖さに貫かれています。最後の一行まで怖いっ。サスペンスというよりもはやホラーですよ。

田口・白鳥シリーズとは微妙に作風が違っているような。時系列の点からもこれを3部作の後に読んだのは正解でした。バチスタやジェネラルルージュとはまた違った面白さがありました。お化け屋敷を腰が引けながらも進んでいくような感じ・・・?

「螺鈿迷宮」のテーマは‘終末期医療’。設定だけでも切ないです。舞台は東城大学医学部を出て、地域の終末期医療を担う桜宮病院。密かにデス・コントロールが行われている病院で、いわば犯罪者である院長であっても医療に対する筋の通った真摯な姿勢が貫かれており、そういう描写に海堂先生の医師としての姿勢が見えるような気がします。

「麻酔や麻薬に限らず、すべからく薬というものは使わないで済むなら使うな。薬とは役に立つ毒だ。毒であることには変わらない。」

本当にそのさじ加減がまさに医療なんですよね。

ところで、姫宮は脳内でしずちゃん@南海キャンディーズに変換して読んでしまいました。。。本を読んでから映画やテレビのキャストを見るとあまりにもイメージが違ってびっくり。でも、映画もそれなりに面白いとか?DVDでも見るかな。

早く次の作品が文庫化されないかなぁ。待ち遠しい~

2009/06/26(金) | 読書 | トラックバック(1) | コメント(4)

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tiare

私もつい最近(今更!)三部作読み終わったところです!
再ブーム?(笑)
姫宮はしずちゃんを思い浮かべちゃうよね。
「螺鈿迷宮」も読んでみます。

2009/06/27(土) 19:18:47 | URL | [ 編集]

BOIS

>tiare様

まだまだ人気継続中なんですね~
「螺鈿迷宮」も面白いと思うのでぜひお勧め~しずちゃん、いえ、姫宮が大活躍です!氷姫、とか言われるとしずちゃんじゃなくなっちゃうんだけどねぇ。

2009/06/28(日) 00:25:46 | URL | [ 編集]

ゆぴ

わたしも完全に「しずちゃん」で読んでます。あれ?映画に姫宮って出てきましたっけ?(観たのに記憶にない・・・汗)
わたしは「ナイチンゲール」→「螺鈿」の順で読んだので、一瞬どちらを読んでいるのか分からなくなりました。ジェネラルとバチスタの間にあって、いまいち地味な存在ですが、読んでいた方が後が絶対に面白いですよね!「極北クレイマー」を読むと、螺鈿を読んでいてよかった、と思います。(結局そこまでで止まっているのですが・・・)

2009/06/28(日) 16:57:10 | URL | [ 編集]

BOIS

>ゆぴ様
うーわー、私の勘違いで貫地谷しほりが姫宮だと思っていました・・・(汗)
なにせ、映画は見ていないという事でお許しを。
(でも・・・速水先生、違いますよね?!)

「北極クレイマー」ですね!文庫化を楽しみにしています!待てるかなぁ。。。

2009/06/29(月) 23:29:44 | URL | [ 編集]

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悪役の存在が光る:螺鈿迷宮

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