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言葉は空に迷い・・・ハムレット

08年1月2日マチネ「ハムレット

そういえば・・・涼太さんのトニーが期待以上に良くって、こんなにお芝居できるようになったんだ!次はストプレ?!ええっ?「ハムレット」・・・行っちゃう?行っちゃう?(もちろんタイトルロールを想定)
なんて本気で思っていた自分につっこみたいっ。

無理! (ごめん!涼太さん。)

涼太さんが「ハムレット」でストプレ体験をするとしたら・・・フォーテンブラス(ノルウェイの王子様)なんてどうでしょう?

さて、久しぶりの自由劇場。
こじんまりとした劇場だと思っていたけど、今回はとても舞台が大きく感じました。暗い舞台に白い縦のラインが広がりを感じさせるのか。実際秋劇場と同じだけの広さがあるんですってね。
前日の「ウィキッド」と違い舞台の道具も衣装も全てダークトーンだけど、とても重厚で厳かで素敵でした。
シェイクスピアだからセリフはとても難しいです。言葉遊びが随所にちりばめられて含まれた意味を理解してついて行こうったって無理な話。(私には)それが出来なければシェイクスピアを見る意味無いって言われそうだけど・・・。劇場へ向かう電車の中でぎりぎり読み終わった文庫のおかげで内容はばっちり理解できたので、無理についていくぞ、という気概は捨て、ゆったりした気持ちで舞台の流れを追うことにしました。これ正解。
文庫と同じセリフなのに目で読むのと耳で聞くのでは全然違いました。文章では何のことかわかりにくかった言葉が耳で聞いたらすんなりわかった時には役者さんってスゴイって思いました。

●田邊ハムレット
ハムレットがクローディアスを憎み、ガートルードを蔑み、オフィーリアに冷たい言葉を投げかけるのは実はとても青臭い正義感と潔癖さ故だと思う。ずっと心の中にわだかまっていた母を取られた寂しさ、完璧だった家族の崩壊に呆然としていたハムレットに亡き父の亡霊が現れたことで、クローディアスに対する憎しみを父親の復讐という大義名分にすり替えたのだと思う。大人になりきれないまま、憎しみという感情の暴走で命を落とす・・・どこか隣の劇場でやってるお話に通じるものを感じました。実際、ラストのハムレットの亡骸を掲げて行くシーンはそのままWSSだし。(ま、あちらも元はシェイクスピアだから・・・)
若さゆえの苦悩と甘さが田邊ハムレットからは感じられました。

●味方ホレイショー/鈴木ローゼンクランツ/田中ギルデンスターン
そんな田邊ハムレットの親友である味方ホレイショー。ハムレットを親身に気遣い行動を支える頼もしい友でした。並んだバランスもとっても良かったです。逆に鈴木ローゼンクランツ、田中ギルデンスターンはえっ?本当にご学友ですか?という感じでしたが。

●坂本レイアーティーズなどなど
坂本レイアーティーズ、増沢フォーティンブラス、味方ホレイショーに田邊ハムレット・・・みなさん細身で背が高くて中世の王子様スタイルがとっても格好良かったです。
特に坂本レイアーティーズがパリへ旅立つ時のオフィーリアとの別れの場面で「行ってくるよ、お前。」(演目違うからっ!)って、おでこにチュッてキスするのがとっーても素敵なんですけど!!野村さんも可憐で可愛くて、さすがでした。
田邊さんのフェンシングは腰を低く落として剣を突く型が決まっていましたが、坂本さんは剣の達人には見えなかったかも。

●小粥真由美さん(貴婦人)
小粥さんの貴婦人、良かったです!立ってるだけなんだけどね・・・。
ラストの悲劇的な場面では床に倒れて悲しんでいる様子など表情がとっても良いと思いました。今回のストプレ経験が今後のネッサに十分生かされるのではないかと思います。楽しみ。

●朱涛さん(船乗り)
いつもたったひと言のセリフでも訛っていた朱涛さん。今回ストプレでは船乗り役で結構長めのセリフがあるのに訛っていませんでした。びっくり。
WSSに戻ってくれないかな~頼むわ!お願い!

●明戸さんの墓堀りも良かった~、和泉沢さんの妃にはびっくりした~
いつもミュージカルで見てる方のストレートプレイというのもとっても新鮮で、お芝居もミュージカルもこなしてしまう四季の役者さんってやっぱりすごいっ!

翌日、バーゲンに行ってハムレットみたい~と袖がたっぷりしたフリルフリルな白いブラウスを買ってしまいました♪あれ?私・・・意外とはまってる?

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観劇後はコンラッド東京でアフタヌーンティーを。
この日が誕生日だと言って相手に気を遣わせてはいけない!と思い、言わないでいたつもりだったのに既に言っていたらしく・・・。ばかばか。結局、お気遣いいただいてしまいました。ほんの(?)ひと言を覚えていてくれてどうもありがとう。

コンラッドのアフタヌーンティーは3段トレイじゃなくて1枚の大きなガラスのプレートにひと口サイズのサンドイッチやお菓子が並んでいました。(画像は二人分)小さいけど手が込んでいて美味しかったです。特にスコーン。サクサクほろり系でクロテッドクリームにベリーのジャム、完璧。税金、サービス料も特別にはかからず、オーダーした金額のみ。コーヒー、紅茶のおかわりもたっぷりでなかなか良かったです。20時から生演奏が入るのでチャージが追加になると言われるまで、たっぷりおしゃべりすることができて大充実の誕生日になりました。

今度は3段トレイのアフタヌーンティーへ行きましょう♪

2008/01/08(火) | 四季-レポ | トラックバック(0) | コメント(0)

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