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2020.03.25マチネ「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」@日生劇場

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新型コロナウイルスの感染防止の為、大幅に上演日程が短縮されて(3/20~27までの11回になった)、観れるのか?観れないのか?とやきもきしていた舞台「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」が無事上演されることになり、行ってきました。

日生劇場では両手消毒して、サーモセンサーで体温チェックして入場。チラシも配られず(欲しい人は自分で取る)、窓はだいたい開いていて、暖かい日だったからそよそよと気持ちのいい風が入ってカーテンがゆらゆらして、ロビーは不気味に静かで、客席は空席が目立ちました。

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そんな緊張感のみなぎる中始まった舞台。
出演者さんは皆さんいつも通り、全力の舞台を見せてくれました。

三浦春馬くん演じる脱獄犯ザ・マンをキリストだと信じる娘、スワロー役の生田絵梨花ちゃんがとっても良かったです。いつも優等生なお嬢様のイメージで今回も‘はいはい純粋な穢れなきヒロインなんでしょ’と思っていたのだけど。概ねそれは正しいのだけど、ただ純粋に信じている馬鹿ではなくて、多分心のどこかではザ・マンがキリストではないと分かっているのだけど、信じ続けることで母親を亡くした心のバランスを取ってる。そんなスワローがぴったりでした。

そして、極悪の犯罪者なのに一途に信用され愛される事で心に変化が現れるザ・マン。荒んだ心が癒される。「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンが司教様に許され生まれ変わるように。三浦春馬くんの押さえた演技が良かったです。曲はどれも難曲だと思う。

スワローとキャンディの間でフラフラしているエイモス。ちょっと優柔不断でどうなのよ、と思うけどキャンディが黒人で村で差別にあっているにも関わらず(この場面分かりにくい)、アメリカ南部の白人なのに黒人に対してフラットなところは先進的なのだと思う。ザ・マンにとってのスワローと、キャンディにとってのエイモスは同じ関係性なのだと気づく。信じる事、認めてもらうことで生かされる。

犯罪者が逃げた、というニュースに怯えて暴力的になる村人たち。目に見えない脅威に怯えているのは今現在新型のウイルスに怯えている私たちと同じだなぁ、と思いました。

派手なシーンはあまりないし、キリスト教の色合いが濃くてなかなか難しい作品でした。

劇団四季のソング&ダンス55のアンコール曲になっていた「The Vaults of Heaven」がどんなシーンで使われるのか楽しみにしていたらまさかの幕が上がって1曲目でした!

さっくりと家と劇場を往復しただけだけど、ル・プチ・メックで買ったクルミ入りブドウパンに挟んだ餡バターサンドが美味しかった!

2020/03/25(水) | 東宝・その他 | トラックバック(0) | コメント(0)

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