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オペラ座の怪人

久しぶりの「オペラ座の怪人」に行ってきました。今日は初見のお友達を引率しての観劇。何気に‘楽しんでくれるかな~’とか‘日本語の歌でも大丈夫かしら~’とか心配がいっぱいになってしまい私が緊張してどきどきしてしまった。makikoさんcoboさん、如何でしたでしょうか?

しかし、オープニングのシャンデリアの上昇とともに舞台のドレープが上がっていくところ(このシーン大好き)で「オペラ座の怪人」の世界に完全にドロップ。続くクリスティーヌの‘Think of me’で何故か泣きそうになってしまった。「ああ、これよ、これ!」と思っていました。

そして、「The Mirror」でいよいよファントム登場。いつもより大音量の美声で登場です。ファントムに導かれて地下へいざなわれるクリスティーヌ。ファントムとのデュエット「The Phantom of the Opera」。クリスの最後の激しい高音が強く、高く、響けば響くほど感動する大切なシーン。ファントムの教育の成果だからね。残念ながら今日の苫田クリスは掠れてしまいました。ここで一気に現実に戻ってしまった私。私にとってこの高音、かなり重要みたいです。(西クリスの噂の高音を聞いてみたい。)

というのも実は最初からちょっと気になっていたのだけど、高井さんだけマイクの音量を上げていたと思うんです。内心、えっ?マイクの音量上げておかなければやばいの?と不安がよぎった訳です。ほとんどそんな心配は無用に終わったのだけど(1ケ所「地下の迷路」の♪地獄の闇の中に~♪は声が出ませんでした。)クリスとファントムの声のボリュームが合わないのでデュエットが美しいハモリに聞こえなかった・・・。
「プリマドンナ」の7重唱ではカーラのキンキン声が耳障りなくらい響いて最後はハウリングを起こしていたし明らかに今日はマイクの状態がおかしかったと思われます!!

とは言え、やっぱり「オペラ座の怪人」は大好きな作品。最後の「怪人の隠れ家」では苫田クリスに母性を強く感じ、ベールを抱きしめるファントムが小さい子供の様に見えました。クリスは父親の様にファントムを慕っていたのに、最後のシーンでは見事にクリスがファントムに(母の)愛を与え、ファントムを包んでいた。もう‘何かを夢見ているような子’ではないクリスの成長がはっきりと感じられました。だから、最後はラウルと行ってしまうのだと納得できた。そんな今日の舞台でした。

今日の舞台でびっくりするほど良かった方々。

青木フィルマン
初見かと思っていたのだけど、キャスト表を確認したところ去年の春に1度見ていました。でも認識したのは今日が初めてという事で。クールで現実的なのに時々可笑しい、歌は限りなく上手で完璧な‘フィルマン’。小林フィルマンとは全く別キャラ。

北澤ラウル
2月以来の北澤ラウル。元々好きな役者さんだから評価は高いのだけど、何て素晴しいあなた!感激したわ。いつの間にそんなに上手くなったの?このままだと1番好きだったはずの柳瀬ラウルを超えてしまうかも。申し訳ないけど、今のまま涼太ラウルが来たら厳しいかもしれない。。。頑張れ、涼太さん!(って多分当分出ないから・・・)

喜納レイエ
レイエ役では初見の喜納さん。イイ!
「CFY」や「AOL」では苦手だったけど・・・レイエははまっていました。

終演後はバックステージツアーに参加してきました。300人位いたかなぁ。待っている間にはスタッフさんの説明がありました。照明の話が多くて興味がないとあんまり面白くないかも・・・。シャンデリアの説明では舞台監督さんが総重量450kgとおっしゃっていましたが、パンフレットには380kgと書いてありました。どちらが正しいのでしょうか?どちらにしてもすごく重いんですね。本当に落ちてきたりしたら大変だ~!

舞台監督さんは舞台の下手袖に待機していてモニターで全体の動きを見て指示を出しているそうです。そう、まさに5番ボックスの後ろ。だから、5番ボックスが舞台に出る時、引っ込んでくる時は避けて動きながらのチェックになるのだそうです。その様にアタフタと動き回る舞監はオペラ座だけ、だそうです。今日のカテコの拍手は私の観劇史上1番大きいかと思う程熱かったのだけど、カテコの登場回数も舞台監督さんが決めるそうです。
(今日は怪人のバイバイ有りのカテコでした。)

舞台裏見学は上手側から。まず、舞台に入る直前にお手洗いがありました。舞台に入るとそれぞれのシーンの大道具が雑然と配置されていました。思ったほど奥行きは無いけど天井はすごーく高かったです。何メートルって言ってたかな・・・聞いたのだけど忘れました。上手側には影コーラスのブースと早着替え場があって、一番短時間で変わらなければならないのは1幕の「プリマドンナ」→「イル・ムート」に続けて登場するメグでこの間14秒しかないそうです。着替えの手伝いは4人付くそうです。

それから舞台中央の奈落を見せていただきました。
ここは2幕ラストでトラベレーターからラウルが湖に飛び込むところです。
ラウルのダイブは高さ4~5mあって、奈落の下にマットレスを敷いてあるそうです。説明して下さったスタッフさん曰く「ラウル役者さんもやっぱり怖いそうです」と。そうでしょうとも!でも一番怖がってるのは涼太さんぽいなぁ・・・と勝手に思ってしまいました。

スタッフさんが気さくでとても感じの良い人ばかりで、裏方を含めてオペラ座カンパニーの雰囲気の良さが伝わってきました。「今日のカテコは拍手が本当に多くてとっても嬉しかったです」とスタッフの方がおっしゃっていました。こうして皆で舞台を作り上げているんですね。

また観に行こう。

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<海・12回目>


2006/07/27(木) | 四季-レポ | トラックバック(-) | コメント(-)

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