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The Sharper Your Knife, The Less You Cry

36歳、名門料理学校に飛び込む!―リストラされた彼女の決断36歳、名門料理学校に飛び込む!―リストラされた彼女の決断
(2012/09)
キャスリーン フリン

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友達のおうちに置いてあった本でパラパラと読み始めたらぐぐっと引き込まれてしまい・・・買ってきました。
タイトルそのまま、36歳のキャスリーンがリストラされて無職になり、以前から憧れていたパリの料理学校ル・コルドンブルーで料理ディプロムを取得するまでのお話。元々ジャーナリストだったキャスリーンの視点がすごく面白かった。

以前パリへ行った時にコルドンに留学中だった友人に学校の中を案内してもらった時の事を思い出しながら、あの教室のことかしら?あそこのラウンジの事ね!などと頭に浮かべてワクワクしながら読みました。

ウサギや鴨を捌いたり、内臓料理に抵抗を覚えるところやフランス語での四苦八苦などはアメリカ人も日本人もそんなにかわらないんだと親近感を覚え、時々出てくる日本人や日本の描写に緊張したりほっとしたり。私もキャスリーンのクラスメイトになったような気持ちで卒業までを見守りました。

数年前に映画(ジュリー&ジュリア)になるまで私は知らなかったジュリア・チャイルド(コルドンを卒業したアメリカ人料理家)もすごい存在感で偉大な料理家である事も改めて思い知りました。

36歳で料理学校に飛び込み、それでどうなったか?

その結論はコルドンを卒業してもそこが終着点ではなく、人生の喜びはその過程にあると気づいたという事。結果ばかりを追い求め、その結果が上手く出なくてもやもやする事が多いけど、それだけじゃないという事が響きました。

人生と料理を被せるような描写も多く、シェフやキャスリーンの一言一言が含蓄に富み、実りの多い物語でした。
ところどころに挟まれたキャスリーンのレシピも面白かった。

2013/05/14(火) | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0)

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