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2012夏期 青学オープンカレッジ

最近青山にちょくちょく行っていたのは「ミス・サイゴン」の青山公演を観る他に、青学オープンカレッジの『劇団四季と「夢から醒めた夢」-その秘密を探る』という講座に参加していたからです。

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大学の授業でミュージカルを研究するような学部・学科があるなんて高校生の頃の自分・・・知らなかったよ。すごく楽しそうじゃない?!いいなぁ。ま、その頃の私は専門に学びたいと思うほど興味を持っていなかったかもしれないけど。

このミュージカル講座の開催は3回目で、演劇文化の底上げをするために観客層のレベルの引き上げが必要だと考え、開催されているのだそうです。

1回目は「キャッツ」2回目は「オペラ座の怪人」、今回は四季のオリジナルミュージカル「夢から醒めた夢」。わぁ・・・前回も参加したかったなぁ。

内容は3回の講座で1回目は「夢から醒めた夢」の作曲家、三木たかしさんの音楽について。三木さんは演歌、ポップス、ミュージカル等々大衆受けする音楽を作る作曲家で、耳に残る印象的な音を使いこなすのが上手な方だったそうです。

例えば「夢から醒めた夢」の‘二人の世界’の‘透き通ったような~’とライオネル・リッチーの‘Say You,Say Me’の音の並びがそっくりなのです。(歌ってみて!)

そんな実例を実際の音を聞きながら確認するのは面白かったです。こういう畑違いの音楽で使われている音をいかに上手く使うか。それはパクリではなくて、才能なんですって。

2回目は演劇学の先生の講義で「夢から醒めた夢」の原作について。
芝居というものには必ず原作(ねた)がある。芝居は内容を楽しむのではなく、その原作をどのように表現(歌・踊り・演出・・・etc)しているかを楽しむもの。(内容を楽しむなら本を読めば良い)というお話はとても印象的でした。

「夢から醒めた夢」には宗教劇を思わせる深み(病気、事故、戦争、災害で死んでいく子供へのレクイエム)があり、幽霊と入れ替わるという契約を結ぶ行為はファウスト的でもあり、演劇に幽霊が登場する例(シェイクスピアの「ハムレット」やディケンズの「クリスマス・キャロル」等)は世界的にも多く西洋演劇から始まった劇団四季なだけに取り入れ方が上手なのだそうです。(三木たかしさんの音楽と同じ意味!)

3回目は実際に劇場で「夢から醒めた夢」を観劇し、終演後バックステージツアーに参加するというもの。
久しぶりの下村配達人!はセリフだけで劇の世界へ連れ行ってくれました。バックステージツアーでは現場のスタッフさんが自分の仕事をその場で説明してくれて、舞台から客席を見るというめったにない体験をして楽しく劇場を後にしました。

日本のオリジナルミュージカルではダントツの上演回数を誇る素晴らしい作品。ドラマチック(というのは葛藤の存在があり、それをどうやって解消するか、なんだって!)で温かい涙があふれる大好きな作品を少しだけ深く知る事ができて良い経験になりました。

次回の講座のテーマは何か、今から楽しみです。また参加したいな。

2012/09/15(土) | 四季-レポ | トラックバック(0) | コメント(0)

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