何を見たの?何を聞いた?

2012年4月14日マチネ「アイーダ」

楽しみにしていた「アイーダ」東京アンコール公演が開幕しました。(アンコールって言ったって東京公演やってたのいつ?って感じですが・・・)

何度も観て、何度も涙した大好きな作品ですが、アイーダとラダメスの恋物語というよりアムネリス王女の成長物語としての側面がお気に入りです。基本的にアムネリスに感情移入して観る事が多いのだけど、今回初めてアイーダの気持ちを身近に感じる事ができました。お互いに想っていても結ばれる事のない想い。それぞれが背負っている責任や立場。投げ出したいけど投げだせない現実・・・。太古の物語だけれど人間の感情は普遍だと。

「アイーダ」はものすごくキャスティングに左右される作品だと思うので今回の再演に当たり、キャストはどうなるかが大きな心配ごとでした。感想はずば抜けて良くもないけど悪くもない・・・という見ごとに手堅くまとめた四季的キャスティングだったかな。

ラダメスは鉄板の阿久津さんっ!!取りあえず、阿久津さんがいるだけで「アイーダ」の世界の7割は完成するのではないかと思うくらいのはまり役。何から何までカッコ良かった!!ちょっとセリフが丁寧すぎて訛ってるみたいだったけど・・・初日特有のアレ、でしょうか。‘この父親にしてこの息子あり’では気持ちの良い「しは↑ーいは出来ない!」が聞けてスッキリ。さらに「何を言っても」がセリフ調になっていてびっくり。初めて聞いたー!

初見の秋アイーダも‘神が愛するヌビア’で噂の「夢↑」アレンジも聞けてゾクゾク~これかっ!カッコイイ!!と静かに心の中で興奮していました。アンサンブルも含めてすごくソウルフルな‘神ヌビ’でした。涙を湛えての‘人生の苦しみ’とか気持ちの入ったアイーダを見せてくれました。秋さんは美しくて凛として王女にぴったりなんだけど・・・でも・・・やっぱりセリフはかなり厳しいね。それを払拭する位の歌ではあるんだけど。最近は何でもかんでも秋さん(か江畑さん)だけど「エビータ」の方が断然良かったなぁ。

アムネリスも初見の大和さん。タンス夫人の印象かどうしてもおばさ・・・パンフで拝見するにとっても可愛らしい方だと思うんだけど。イメージだけね、華やかさ(スター性)が足りない印象。でも、嫌いじゃない。「輝きも失せたわ」とか「お願いしているの、友達として。」の場面は一番好きなアムネリスかも。判決のシーンも圧巻。

デビューの桜野ネヘブカは悪くないけど、パンチが足りない。印象に残らない・・・。大空メレブはかわいくてキャラもぴったりだけど・・・やっぱりセリフが・・・ありえ~ない。←も、もっとパーンと出してほしい。ダンスとかアイーダにローブを渡すところとか目ヂカラとか、すごく良いんだけど・・・。

ここまでメインキャスト(アイーダ、ネヘブカ、メレブ)が外国人だと

出来る人・・・日本人で誰かいないの?!

と思わずにはいられない。

脇を固める面々はなかなか素敵です。飯野ゾーザーの悪役っぷり。ゾーザー軍団を率いての存在感。‘ピラミッドを建てよう’のラストも上げていてカッコ良かった。石原ファラオが判決の場面でアムネリスの手を取りぎゅっと握るところにはぐっときた。アムネも辛いけど、娘の心を傷つけられ、信頼していた部下に裏切られたファラオだって相当辛いはず。川原アモナスロは船で逃げ延びて、復習の狼煙を上げそう。

脇坂さんや朱さんがいるアンサンブルも固いです。加藤久美子さんや駅田さんもカッコ良かった!「アイーダ」は舞台が暗くて照明が印象的な作品だから後ろの席だとアンサンブルさんの顔まではなかなか判別しづらくて。その分ダンスがびしっと揃ったり、全体のラインや角度、ポーズをキメるところがキマルと本当にカッコいい。

今回パンフレットを見たらなかなか衝撃的なキャスティングだった為、節約しているのに思わず買ってしまった。佐渡アムネリスがいない・・・(これでAOLじゃなかったら泣くよ!)松本ネヘブカがいない・・・な、なんでー?!
ゾーザーに野中さんと百々さんがキャスティング!ネヘブカに知らない人が沢山キャスティング!メレブもいっぱいキャスティング!でも、ラダメスは実質阿久津さんシングルとか・・・なんか色々な意味ですごい。

でもね、翌週のキャスト発表を見て・・・涼太さんはラダメスのお稽古中だったんじゃないかなぁ?と思った。





ありえ~ない、って・・・?

2012/04/17(火) | 四季-レポ | トラックバック(0) | コメント(0)

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