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映画「食堂かたつむり」

TSUTAYAに「恋人たちの食卓」を借りに行ったけど、置いてなくて代わりに借りて来た「食堂かたつむり」。

小川糸さんの原作は前から知っていてあらすじを読んでもあまり興味をひかれなくて、読んだこともないまま映画をなんとなく借りてきたんだけど、これがめちゃくちゃ良かったのですよー。

そう思ってネットで感想などを検索してみたところ、世の中は映画も原作もかなりの酷評・・・なのですね。すっごく面白くてボロボロ泣いた私の方がおかしいのかなぁ?ま、趣味はひとそれぞれだから気にしないけど。

超映画批評の前田有一さんの評価なんて4点/100点ですよー。そんなにひどいか?

だって、この映画はファンタジーだと思うんだよね。すごくシュールで華やかな映像美術でふざけっぷりも最高にお洒落で面白いと思うんだけどなー。豚を飼っているお母さんとか白馬に乗ってスナックに通う愛人とか。「酒を飲むんだから馬しかないだろっ!」とか言っちゃって。

最高にシュールなのは(多くの人が引いちゃうところは)、お母さんが超かわいがっていたペットの豚のエルメスを食べちゃうことだと思うんだけど・・・そりゃ、現実には可愛がっていたペットを食べちゃうなんて気持ち悪いと思うよ、私も!でも、この映画の世界では‘食べる’という事に愛情を感じるんだよね。

愛情込めて育てた食材の全ての部分を丁寧に調理して、皆で分け合って美味しくいただく。食材に対するまっとうな扱い方じゃないですか?

‘食べた人に幸せを運ぶ’と評判になる食堂かたつむりの料理。

別にそれは魔法でもなんでもない。愛情込めて料理したものを食べたら幸せな気持ちになる、ってことだと思うんだけど。ラストシーンではお客の為でなく、自分の為に料理を作り、それをきっかけに心因性失声症の主人公に言葉が戻る。

「・・・美味しい。」

調理したのがストーリーテラーの様に画面に登場していた‘白い鳩’っていうのも幸せを運ぶイメージにぴったりじゃないですか。

話にはちゃんと芯が通っていると思う。食事がもたらす幸福感がたっぷり描かれているだけでなく、スパイスに切なさも加わって、本当に絶品でした。

だんなさんは途中で寝てたけど。。。

一緒に「ブラックスワン」も借りて来たけど、こっちの方が私には訳分かりませんでした。CGの使いも気持ち悪かったし・・・

2012/01/22(日) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

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