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A CHORUS LINE

「コーラスライン」の初日に行ってきました。去年自由劇場で演った時に観たばかりだし、正直なところそんなに好きな演目でもないので全然期待もせずに盛り上がらない気持ちでいました。期待していないわりに昨日はビデオでしっかり予習なぞをしていたんですけどね。(家に20年位前の金曜ロードショーのビデオが有った!)ちょうど出がけにアルプも届いたので電車の中で「コーラスライン」の対談記事と旅日記はしっかり読んでおきました。ストーリーが頭に入っていたので去年よりずっと舞台に入り込む事が出来ました。(やはり私は予習派!)すごい、深い、このミュージカル。

開演ぎりぎりに着席して初めてキャスト表を見ました。ひゃーびっくり!
荒川ボビーですってよ?!マジですか?ギャグかと思いましたわ(笑)。今日のキャストはベテラン揃いの豪華キャストという印象。他の舞台でも熱望されているだろう人がここにこんなに集まっていていいのでしょうか?
映画だと人種の違いが一目瞭然だけど日本では東洋人だけで演じなくてはならないから、背の高さとか年齢のバランスとかでわざとバラバラ感を出していたのかなと思いました。なるほど。演出、上手いなぁ。それにしても役者さんのシャッフル(一人の人があの役もこの役もやる)も激しく、みなさん役の演じ分けがすごい!こんがらがらないのかしら~(それじゃプロ失格。)観てる方がこんがらがってしまったわ・・・。

そして、今日の舞台は内容的にもぐっ、ときてとても面白かったです!前回は思春期の赤裸々な悩みが語られるのに正直引いてしまったのだけど(カマトトでしょうか。)今回はそれ以上に「ひとりひとりが特別な人」というメッセージが伝わってきてじーーーんときました。それにどんなに強がった事を言ったってやっぱりみんな‘赤い靴’を履いてるんだわ!おどれ~♪おーどれー♪(←演目違いますからっ)隣の席の女の子なんて恐らく号泣していた模様。本当にとっても良かったです。「コーラスライン」の楽曲って単調だし地味だからこそ歌うの難しそうだし、ダンス系の役者さんが多いせいか歌はちょっと弱い気がするけど、地味だと思っていた楽曲が頭から離れません!いろいろな曲がシャッフルでぐるぐる回ってる~ 神様おねがい~♪(止めて!)

初日という事でちょっと違った劇場の雰囲気。韓国のテレビ局(?)の取材が入っていたり、出口では両側に黒スーツの方がずらっと並んで「有難うございました」って。真ん中通るの怖いんですけど・・・。
カーテンコールも面白かったです。普通に横一列に並んで帽子を取ってのご挨拶が何度か続いた後、カップルになって捌けて行って、最後にポールだけ上手に斜に構えて残っていて、帽子を見せて消える。ポール閉めですか?と思ったけどとんでもない。その後も横一列から縦一列バージョンになったりとフォーメーションを変えた挨拶が続き、最後はラリーが鏡を片付けておしまい。役者さんも笑顔でとっても良いカテコでした。ホントに最初から最後まで面白かった~!!

クローズまでにもう一回観に行く予定。俄然、楽しみになりました。

キャストつれづれ


●加藤ザック
演出家の時は厳しくて怖い。でも時々優しい。特にポールには・・・なんで?ポールには特別なシンパシーを感じているのかな。そしてフィナーレの「ONE」では笑顔でダンシング。すごいギャップで可笑しいよ!

●西田マギー
「オペラ座の怪人」メグ(未見)「エビータ」ミストレス(未見)と抜擢が続いている西田さん。ちょっーと声量が足りないかなぁと思ったりもしたけど、確かに可愛いです。でも、途中まで上田さんだと思っていた事は内緒!

●藤原マイク
ダンサーなんだぁ、と思った藤原くんでした。うん、確かに笑顔がかわいくて弟キャラがぴったり。でも、そろそろエンジェル・・・になりませんか?(まだ初日だって!)

●道口グレッグ
武藤グレッグだとばっかり思っていたら道口さんがグレッグ?!ボビーの時は若いなぁと思ったのでグレッグの方がいいのかなぁ。嫌味なセリフと背中の演技が上手でした。(もしかしてグレッグってそこしか見所が無い?)

●坂田キャシー
とにかく、ほそーい!!うすーい!!あばらが浮いています。男っぽい方かと思っていたけど踊りやセリフは十分に‘女’でした。映画だと主役扱いだけど、ミュージカルだとちゃんとコーラスの中の1人扱いになっていてこの方が好き。言葉に含蓄があって考えさせられました。

●八重沢シーラ
前回かなり厳しかったのでうぅーん、と思ったのだけど今回はボビーが荒川さんだったからか全然OK。というか、すごく良かった。若手の中に混ざってもスタイルも踊りも全然負けてない、コミカルな演技もツンとした感じも上手でかわいい。でも増本シーラも観たいなぁ。

●荒川ボビー
この間まで「CFY」でボビーだった荒川さんが今度は「ACL」でボビーですか。ちょっと笑ってしまいました。その上、加藤さんと並んで踊っているなんて超豪華!上から見ていたので少々頭頂部に年齢を感じちゃったけど(爆)アイドル笑顔健在で八重沢さんと良いコンビでした。荒川さんは演技が細かくてさすがって感じです。

●松島リチー
すごい筋肉。たくましい上腕。猫メイクをしていない松島さんを初めて見たかも?「渡る世間に奨学金なんてない」全くもって本当です。現実は厳しいです・・・あれ?!

●羽根渕アル
怖いものを見る覚悟だったのですが、全然良かった。川口アルよりむしろ好きかも。ただ背がね・・・もう少し高いと良いんだけど。クリスティンとの掛け合いが絶妙でした。面白い~

●石塚クリスティン
「CFY」のパッツィーの時は全然かわいくない、と思っていました。(ごめんなさい!)クリスティンはかわいかったし、演技も良かったです。スタイルも良いんですね~足ながっ。クリスティンとしてはとっても良いのだけど、羽根渕アルとの見た目のバランスが・・・ちょっとなぁ。う~む。

●大平ヴァル
あの、大平さんが「ボインとプリン」ですかっ。役者さんって大変。でもすごい。遠目には全然問題ないんだけど、オペラグラスで覗いた時の額の皺がちょっと気になってしまいました。あれがおばさんぽく見せちゃうのね~美人さんなのにもったいない。花代ヴァルも見てみたい。

●鎌瀧マーク
鎌瀧さんがマイクをすれば、藤原くんがエンジェルできて涼太さんが東京にいれる!と思っていたのに二人とも「ACL」とは・・・。やられました。しかし、鎌瀧さん好きです!なんか癒される気になる存在。タイプじゃないのに、何故?

●望月ポール
望月さんも大好きなんだけど、ポールはどう?!‘女性的’な線の細さという点では繊細な感じがする田邉ポールの方が好きだなぁ~。でも、両親にオカマショーに出ていることがばれた時の切なさはじんじんと伝わってきて、本当に泣いているかと思った。

●木村ディアナ
念願の花代ディアナが見れた!ブルーのレオタードの上に着るベスト(?)が変わっていました。前のアイボリーの方が好きだったなぁ。映画ではキャシーが歌う「愛した日々に悔いはない」はディアナのソロで始まって合唱へ。夢に対する想いが伝わってくる印象的な曲。映画とは使われ方や意味合いが違っているけど、この方が好き。

2006/09/29(金) | 四季-レポ | トラックバック(-) | コメント(-)

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