なんと3日連続の観劇です。
今日は「壁抜け男」へ行ってきました。自由劇場は敷居が高くてなかなか行くことができないのだけど、千秋楽までにもう一回「壁抜け男」が観たいな〜と思っていたところ、「最前列のチケットがありますが、如何ですか?」というお誘いがっ!今からチケットを取っても取れるのは2階席。同じ値段を払うならどうですか〜とありがたいお声をかけていただいて。それはもう行くでしょう!
という訳で行ってきました。
なんか癒されたい気分の今日この頃。メランコリックな秋にぴったりの作品。「ACL」とも「キャッツ」とも全く違う空気感。2日間の高揚した気分や猫チケット取り戦線の疲れを癒すのにぴったりな作品。良かった。3日目で。
自由劇場は小さな劇場なので一番後ろでも全く問題なく舞台が楽しめます。でも、やっぱり最前列!違うんですよっ。びっくりした〜もう本当に手を伸ばせば届きそうなところで役者さんが歌って、踊って、演じている。セリフにならない口の動き、ちょっとした視線の動きまで見える!(りささんの睫毛の影まで見えました)感動〜感激〜
もう最初から顔が自然とにこにこしちゃう舞台なんだけど・・・最後、壁から抜けられなくなったデュティユルが「もう何もできなくなったけど、みんなの役に立っただろう?」と歌うところが哀しくて。やっぱりハッピーエンドじゃないのかなぁ?(
前回は無理矢理ハッピーにもっていったけど、無理があったか。)難しい作品ですね。でも理屈ではなく、とても素敵な作品です。大好きになりました。
2幕冒頭は画家、娼婦、新聞売りが客席から登場して舞台が始まります。目の前に新聞売りの有賀さん。視線と笑顔をいただきました〜。ノックアウトです、私。(勘違い?)新聞売りがいきなりアナウンサーになってしまうなんてなんで?と思っていたのだけど、それもデュティユルのおかげでステップアップできた、という事なんですね。ちょっとすっきり。
10月頭に観た時よりもさらにカンパニーがまとまって進化していました。
●石丸デュティユル
本当にはまり役ですね〜。これは石丸さん以外では見たくないかも。(北澤さんはちょっぴり見たい)カテコで幕が開くたびに石丸さんが‘わぁ!’(お客さんがこんなに拍手してくれている!嬉しいなぁ)という表情をされます。毎度毎度なのでそういう演技なのでしょうけど、単純に嬉しいです。その顔を見ると一生懸命拍手してしまいます。
●井上さん(乞食/看守2/裁判長)
キャラの立った共演者の中では控えめな感じでイマイチ存在感が薄いと思っていたのだけど、すごーく良くなったなぁと感じました。目が無くなってしまうようなニコニコ笑顔がとても印象的でした。井上さんらしさが作品の味によく合っていたと思います。
●渋谷画家
援助交際40年と歌う丹娼婦にキッスする渋谷画家。セクシーでした。非常にフランスっぽい雰囲気を醸し出していました。
●丹娼婦
怪しい薬(?)を運んできた時、煙に咽そうになりました。匂いもすごかった!
●寺田さん(デュブール医師/警官2/弁護士)
相変わらずお上手!なんだけどやっぱりデューブル医師が絶品に面白い。そしてヤブ医者っぽいけど実はかなりみるとこみてるお医者さまですね。
今週でおしまいかぁ。。。もう行けないけど、寂しいなぁ。

これが噂の黄色いポスト(デュティユルが郵政省の役人なのにちなんで。)