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ミッドサマー

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ホラー映画「ミッドサマー」を観に行きました。

ちょっとした好奇心で観るにはハードルが高かった。不気味すぎて怖くて気持ち悪いほどグロくてトラウマになりそうな映画でした。わー!びっくり!!みたいなお化け屋敷的な怖さじゃなくて、夜中に起きるのが怖くなるような精神的にじわじわくる怖さ。観に行こうと誘った旦那さんにはかなりキレられた。こんなの見せやがって!と。途中で退席しちゃう人も多い映画らしいです。

でも・・・
すごく気になる作品で、観た上でネットで解説や感想を漁っています。

もう少し、自分に教養があって北欧の歴史や文化に明るければもっとゾクゾクするような面白さを感じられるのだろうな、と思った。日本の昔話や民間伝承の要素も入っていたり(楢山節考とか)インテリさん向けの作品なのかもしれません。映画の中に「オズの魔法使い」のオマージュがあったりして前日に「ジュディ」を観たばかりだったから、なんとなくつながりを感じた。

暗い冬のシーンで始まり一家心中により孤独になった主人公ダニーが明るい夏至の夏祭りの中で新たな家族を得て幸せになる物語だと思い至るとすごく納得。冬と夏、家族の喪失と家族の獲得、対比や展開が面白いと思う。物語のプロットがしっかりしていて、怖い、キモイだけじゃなくて人間の色々な感情を呼び起こすところがすごい。ラストシーンはダニーの笑顔で終わるけど、それを見ても‘あぁ、良かった!’と全然思えないところが私は好きです。でも世の中には「あぁ、良かった!」という感想を持つ人もいるのかも。だってアリ・アスター監督は自分の失恋の傷を癒すために作った作品だって言うんだから。監督は癒されているんだよね?

考察を読んで自分自身でしっくりきたのは、まだ続くであろうこの先。つまりダニーの未来。
映画で描かれたのは5日、でも祭りは9日。あと4日あるはず・・・映画の終りが祭りの終りではないのかも。この先何があるのか?気になるー。

でも・・・もう1回観るかというとやっぱり無理!!

2020/03/23(月) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

JUDY 虹の彼方に

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「オズの魔法使い」で一世を風靡したジュディ・ガーランドの自伝映画。
「オズの魔法使い」は子供の頃から知ってるし、DVDも持ってる。でもジュディ・ガーランドの事やこの映画が作られた時代の背景などは全然知らなかった。映画を見る前にクスリ漬けだったジュディの事を知ってしまい強い衝撃を受けました。あのキラキラした瞳はクスリをキメてイッちゃってる表情だったのか!と映画を観るのがちょっと怖くなっていました。

でも、映画を観たらものすごくオブラートに包んであってきれいに作られた映画でした。
もちろん、子役の時代から多くの制約の中で大人の都合に合わせて生きてきた苦悩は感じたし、それでもやっぱり観客と一体となる瞬間の感動を求めていて、舞台が好きなのだという事も分かった。だからこそ、もっと汚くてもリアルに描いて欲しかったなぁ、と思いました。

多分、ジュディの人生はもっと苛烈・・・

そんな中、映画の中に出てきたゲイのカップルとの一晩のシーンは素敵だった。解雇が決まってホテルでお茶をするシーンも好き。ケーキが最高に好みでした。感動の演出なのは理解できるけど、ラストのオーバー・ザ・レインボーはちゃんと歌わなくちゃいけなかったと思う。

2020/03/22(日) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

パラサイト 半地下の家族

アカデミー賞を受賞した「パラサイト」を観に行きました。(2回目)

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それまで全く興味を示さなかっただんなさんもアカデミー賞を受賞したという事実や評判を聞いて俄然興味が湧いた模様。私も細かい部分の確認をする事ができて2回目も面白かった!

‘石’の扱われ方とか、ビールの銘柄の変化とか、「計画を立てる」という言葉の意味とかをじっくり。

それでも今回もやっぱりよくわからなかったのはダソン(パク社長の長男)が「助けて」というモールス信号を解読していたのに、物語に何も影響を与えなかったこと、かな~

運転手やお手伝いを鮮やかな手で追い出して後釜に座る流れはワクワクする位面白くて、その後の大どんでん返しは手に汗を握る怖さ、切なさ、息苦しさ。

とにかく細かい部分までよく出来ていてぞっとするくらい面白い。旦那さんもまんまとはまって面白かった面白かったと言っています。ほらね!

2020/02/16(日) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

2020.02.07マチネ「チェス・ザ・ミュージカル」@東京フォーラム ホールC

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ミュージカル「チェス」を観劇。東西冷戦時代のチェス世界大会のお話。メインキャストは日英合同カンパニーで英語上演(字幕付き)。映画「レ・ミゼラブル」でエポニーヌ役だったサマンサ・バークスが初来日。立ち姿も美しく、声量豊かで素敵だった。アナトリー役のラミンもアービター役の佐藤さんも歌が素晴らしくてとにかく耳福。日本人アンサンブルさんもレベル高くてダンスも歌もすごくカッコ良くて世界的なスターにも全然負けてなかった。オケの音も厚く、照明も印象的でスタイリッシュで超~贅沢な舞台でした。
でも・・・演出的にはどうかなぁ。
2015年の日本版「チェス」を見たときはもっと複雑なストーリーでフローレンスの思惑やアメリカやソ連の思惑など登場人物がチェスの駒の様に扱われている事にはっとするような、恋愛以上の心の葛藤が丁寧に描かれていた記憶があるんだけど、今回の演出ははっきり言って薄っぺらく感じて残念だった。

日本版「チェス」のアービター役で出演されていた田代万里生くんがすぐ近くの席で観劇されていて、万里生くんのコンサートで‘アンセム’を聞いて「チェス」本編を見に行った位なので、ちょっと感激な出来事でした。
1月に観劇した「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」で拝見した福井さんもお見掛けしました~業界の方が沢山観に来る位、貴重な舞台なのでした。
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2020/02/07(金) | 東宝・その他 | トラックバック(0) | コメント(0)

フォードvs フェラーリ

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いかにもアメリカ的な映画「フォードvs フェラーリ」を観ました。
もちろんCGは使われているのだろうけれど、いかにも嘘くさいCGじゃなくて車の走り、音、などがリアルでとっても良かった。この時代の車はかっこいい。実話を元にしたストーリーでル・マン出場時の結果やその後の練習中の事故で・・・という展開にはびっくりしたけど面白かった。

でも・・・タイトル「vs フェラーリ」って、「絶対王者に挑め」って、ライバルではあるけどあんまりフェラーリ関係ないよな、と思った。敵はフェラーリじゃなくてフォードの内部。社長もひどいけど、副社長なんて本当にムカムカするほど嫌な奴だったー!ちょっとタイトルと内容がそぐわない映画でした。面白かったけどね!(2度言う)

2020/02/03(月) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

パラサイト 半地下の家族

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評判が良くて気になっていた映画「パラサイト 半地下の家族」が世間とはちょっと遅れて地元映画館での上映が始まったので早速観てきました。(前日の「キャッツ」と同じスクリーンだった!)

なるべく予習はせずに新鮮な気持ちで・・・どうなってしまうのかわからないから引き込まれたし、緊張したし、すごく怖かった。それでも私の想像を遥かに超える怒涛の展開でジェットコースターに乗っているような面白さでした。最後の最後、え?これで終わったらがっかり・・・と思わせて、それで終わらないあたりゾクゾクした。
すごくよく出来ていて面白かった!

観終わった後はひたすらネットで他人の感想を検索したくなる。(した。)誰かと映画について語りたくなる、ずっと心に何かが引っかかってぞわぞわする作品。
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2020/01/31(金) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

映画「キャッツ」

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映画「キャッツ」(字幕版)を観てきました。

映画化に当たって、物語の肉付けとか説明とか一方的な解釈とかがあるのかなぁ?と思っていたのだけど、その心配はほぼ無くってストーリーがあるようで無い、ちゃんと「キャッツ」の世界観でした。
ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワード、可愛い!何故、ヴィクトリアが主役?と違和感があったけど見ているうちに気にならなくなりました。オールド・デュトロノミーがジュディ・デンチ!女性になってた。斬新。ミストフェリーズも弟キャラでヴィクトリアの面倒をよく見ていてかわいかった。ボンバルリーナがテイラー・スウィフト!またたびを振りまきながら降りてきたのは衝撃。スキンブルシャンクスなんて赤いズボンをはいてタップしまくってカッコよかった~

でも、縮尺がおかしい気がして。
ちゃんと猫のサイズで見た世界観に統一して欲しかった。CG使い過ぎてるから、どんなにすごいダンスを踊っていてもデジタルで作ったものの様な気がして残念。

映画は映画で良かったけど、やはり「キャッツ」は舞台で見たい作品。
舞台の上で役者さんの身体だけを使い猫を表現する、という事に意義があると思うので。

2020/01/30(木) | 映画・DVD・CD | トラックバック(0) | コメント(0)

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